丸永株式会社（養鶏部門）【岡山農場】

当社は、畜産飼料販売からスタートし、これまで培ったノウハウを生かして農場経営しています。私たちは「“畜産”って、カッコいい」をキャッチフレーズとし、畜産の仕事を誰もが憧れる「カッコいい」仕事に変えていくため、畜産業界の発展を牽引できるような会社を目指しています。

１．丸永株式会社岡山農場【養鶏部門】について
那岐山の麓、岡山県勝田郡奈義町にある広大な農場では、４棟の育成舎に12万羽、16棟の成鶏舎に48万羽が飼育されており、毎日40万個以上の卵が産み落とされています。豊かな自然環境の中、風通しの良いようにケージを配置し、メーカーの指定よりも1羽あたりの飼育面積を広くとることでストレスを軽減させ、鶏たちに快適に過ごしてもらえる環境づくりを日々心掛けています。薬漬ではない健康で元気な鶏を育て、健康な卵を安定的に産んでもらうために、スタッフは徹底した管理を行い、大切に育てています。

２．採卵養鶏の仕事について
産まれたてのヒヨコは、密閉性の高い育成舎で130日を過ごします。ヒヨコは人の赤ちゃんと同じで、温度などの外部変化や病気に対する抵抗力がとても弱いため、育成舎に入れるのは担当のスタッフのみとし、衛生面には細心の注意を払っています。成長した鶏は、育成舎から成鶏舎へ移動します。成鶏舎は開放高床式と、ウインドレス鶏舎の２種類。鶏舎内の温度が１度下がっただけで産卵に影響が出るなど、鶏はとてもデリケートな生き物です。これまでの経験から得られた豊富なデータを基に温度、湿度、換気、エサ、水の管理を徹底するだけでなく、毎日、卵重を計って健康状態をチェックし、些細な変化も見逃しません。そうやって産み落とされた卵はコンベアで集卵場へ集められ、選別、計量作業を経て取引先に出荷されます。

３．この仕事のやりがい
この仕事の面白さは、鶏の様子や産まれてくる卵の小さな変化に気づき、いかに対処するかにあります。毎日、同じような作業をこなしているようでも、経験を積むごとに、少しずつ鶏や卵の変化がわかるようになります。鶏であれば体の肉付きやトサカの色、卵であれば大きさや形、殻の強さなどです。このちょっとした変化から異常事態に気付き、適切に対処できた時に成長を実感できるはずです。最適な環境を作ることができると、鶏たちはたくさん卵を産んで応えてくれます。

動物が好きな方、自然の中で働きたいという方、経験や知識がなくても、いざ手をあげて飛び込んでみると、きっと養鶏の面白さがわかっていただけると思います。当社には未経験から入社したスタッフも大勢いて、幅広い年齢層で構成されています。先輩社員が一から仕事をサポートするのはもちろん、ざっくばらんに意見を言いやすい環境づくりを大切にしていますので、困ったこと、気が付いたことなどあれば遠慮せずに相談してくださいね。ご応募お待ちしております！