• 2017/07/07(金)
• 農業を志す方々へ―株式会社高梨農園　代表　高梨　豊さん―

～土づくりにこだわった地元に愛される農園～

 JR千葉駅から車で30分程の場所にレストランなどプロも買いにくる人気の直売所があります。新鮮な旬の野菜だけでなく、赤飯や餅、ゆで落花生など加工品も販売しています。そんな地元でも有名な直売所を運営しているのが40年以上農業を営む株式会社高梨農園。年間100種類以上の野菜を栽培しています。
プロに選ばれる人気の秘密について代表の高梨さんに詳しくお話しをお伺いしました！
 

＊＊＊＊＊＊＊【高梨　豊さんプロフィール】＊＊＊＊＊＊＊

生まれも育ちも千葉県千葉市。
農業継ぐつもりは無かった為、普通高校に進学。
卒業後、しばらくは親元を離れてアルバイト生活。
久しぶりに実家に帰った時、自分のやるべき仕事を見つけた。
農園では特に土づくりにこだわり、農薬もできる限り使用しない
減農薬で年間100種類以上の野菜を栽培
★ハウス野菜栽培＆露地野菜栽培

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◇◆「株式会社高梨農園」のこだわりを教えてください！

 一番心掛けているのは『味』です。美味しくなければお客様からの支持は得られませんので、『味』が一番大切です。美味しい野菜作りのポイントはズバリ土づくりです。もみ殻や落葉、カニガラ、煮干し、骨粉、油脂、米ぬか等を大量に用いた特製の堆肥を中心に使用することで、都内の星付きレストラン等、プロにも選ばれる美味しい野菜を生産しています。

『味』の次は『安心・安全』。必要に迫られたとき以外、農薬は使用しません。農薬を使用すれば栽培は楽になりますが、工夫次第で使用量は減らせます。手間はかかりますが安心して食べていただけるためには譲れないポイントです。また、農薬を使用しないと栽培できないような野菜は作らない！これが当農園のルール。夏場は特に虫や病気など農薬の使用量が増える時期です。使用量を減らせないのであれば作らない。それが私たちの答えです。

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◇◆どういう時にやりがいを感じますか？

自分たちが生産した野菜を直売所で販売しているため、直接お客様から声が聞けるのが一番のやりがいです。幸いお客様の数は着実に伸びています。それが答えだと理解しています。気象条件など様々な要因で安定した品質を保つのは容易ではありませんが、そうした声に応えるためにも頑張ろうと思います。 

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◇◆今後の展望はありますか？

まずは直売所のお客様を増やす取り組みを着実に行っていきたいと考えています。その1つがFecebookを利用した情報発信です。野菜の生産現場をより多くの方に知っていただき、旬の一番おいしい時期にたくさん食べていただきたいと考えています。2つ目が加工品の拡充とレストラン展開です。まだ夢の段階ではありますが、いつの日か実現したいと考えています。