有限会社小磯製茶

皆さんこんにちは！
当社は、鹿児島県薩摩半島の南部、南九州市頴娃（えい）町でお茶の生産をおこなっています。
ここ南九州市は、桜島の火山灰により、水はけが良く肥沃な土壌が作られ、また、一年を通して温暖な気候で日照量が多いなど、良いお茶を生産するための条件が整っており、市町村単位では日本一のお茶の産地として知られています。
地域で作られたお茶は「知覧茶」として全国的にも高い評価を受け、流通されていますので、皆さんも口にされたことがあるのではないでしょうか！？

当社は、その知覧茶に加え、てん茶の有機栽培にも取り組んでいます。てん茶とは抹茶の原料のことで、京都などでは古くから生産されていましたが、海外の需要を見据え、当社でも平成24年から生産に取り組んでいます。
平野から山間地に至る、標高差を生かした栽培をおこない、高品質なお茶づくりを実現。着実に生産量を増やしてきました。現在では地域の生産者の方々も、てん茶づくりに取り組むようになり、当社の加工工場にて受け入れをおこなっています。
これらの取組みが認められ、平成29年度の全国優良経営体表彰において、農林水産大臣賞を受賞することができました。
「安心して喜んでいただけるお茶づくりをする」という志のもと、これからも地域の人と自然の恵みに感謝し、お茶づくりを通して新しい未来を切り開いていきたいと考えています。

そんな当社では、現在新たな人材を募集しています。
現在募集しているポジションは、主に製茶工場の管理スタッフです。また、工場が稼働しない時期には茶園の管理（草刈りや肥料撒きなど）のお手伝いもしていただきます。
工場での業務は、製造ラインの管理や機械のメンテナンス、清掃などです。もちろん、これまでの経験の無い方でも丁寧に教えていきますので、ご安心ください。
収穫された茶葉を製品にするための大事な業務で、繁忙期となる4月～8月上旬、そして10月の工場稼働日は、12時間の交替制勤務で対応をお願いしています。
当社では畑の仕事と工場の仕事、どちらにも関わっていただくことになりますので、お茶づくりをしている、と実感がしやすいと思います。

現在、当社には15名の社員が活躍しています。20代が2名、30代が4名、40代が7名、50代が2名と、年齢層はバランスよく、笑いあり、仕事をするときには真剣に、といった感じの職場です。私たちが大事にしていることは、志を共にし、お互いを尊重し、優しさ、そして笑顔の絶えない「場」をつくること。スタッフ同士が支え合える職場なので、とても良い雰囲気で仕事ができているかな、と思います。
中にはまだ入社して1年というメンバーもいますが、長く働いてくれているメンバーが多く、定着率が良い職場です。

常識があり、コミュニケーションがしっかりと取れ、積極的に仕事に向き合っていただける方ならどなたでも大歓迎です！
今のメンバーたちもそうでしたが、初めはできることから徐々に覚えていっていただく予定です。先輩社員たちがしっかりサポートしますので、ご興味があればぜひ一緒に働きましょう！

様々な人たちと協力し合い、大自然の恵みや怖さを感じながらお茶をつくる喜び、そしてつくったお茶を飲んでもらい、喜んでもらえる喜び、感謝。これがこの仕事の醍醐味です。
共に成長し、環境にも優しい活動をおこない、豊かな、そして素晴らしい自然を、地域を後世へ繫いでいきませんか？
ご興味を持っていただいた方、ご連絡をお待ちしております！