十勝農業協同組合連合会　湧洞牧場

皆さんこんにちは！
当牧場は、十勝農業協同組合連合会が所有する乳牛の育成牧場です。
十勝農業協同組合連合会は、北海道十勝管内にある24の農協を会員とする地区連合会で、関係機関との連携のもと、会員である農協やその組合員である農家をサポートする事業をおこなっています。
皆さんもご存知のとおり、ここ北海道十勝は広大な大地を生かした農業がとても盛んな地域で、中でも酪農は1戸あたりの乳牛の飼養頭数が180頭と、EU諸国の水準に匹敵し、我が国の生乳供給基地として重要な役割を担っています。
 
当牧場の仕事は、各酪農家から生後6ヶ月以上の育成牛をお預かりし、大事に育てて妊娠をさせ、各酪農家にお返しするという仕事をしています。
各酪農家にとっては仔牛から親牛になるまでの間、飼養管理を行わなくて済みますので、その分の作業負担が減り、生産性の向上に繋がります。大規模化が進む酪農家の現場を支えるとても大事な役割です。
当牧場の放牧地は、約422ヘクタールもあり（東京ドームに換算すると90個分！）、太平洋と湧洞沼を眺望できる丘陵地にあることから、足腰の強い乳牛を育成できる最適の条件を備えています。また、牛に食べさせる飼料は、約230ヘクタール（東京ドームに換算すると49個分！）の採草地から良質な自給飼料を作っています。
生後6ヶ月というのは、牛にとっては1番大事な時期でもありますし、酪農家さんからお預かりした大切な財産でもありますので、牛にケガや病気のないよう、気配りをしっかり行いながら管理をし、預託者に信頼される牧場運営に努めています。
 
現在、当牧場には10名のスタッフが在籍しており、年齢は24歳から65歳と幅広く、男女共に活躍しています。中には、牛に触ったこともないという状態からスタートしたスタッフもいますが、今では立派に仕事をこなしてくれています。当牧場では、牛の触り方、捕まえ方から懇切丁寧に教えていきますので、未経験の方もすぐに慣れることができると思います。スタートから3か月ほどは徐々に覚えていただく期間を作っていますので、初めての仕事で不安という方もご安心ください！
日頃から機械に頼るのではなく、直接人の目で牛の調子の良し悪しを見る、ということを大切にしています。真っ新な状態から基礎をしっかり覚えていけば、きっとあなたもすぐに牛のことがわかるようになるはずです。そうなったらとてもやりがいがあり、面白いですよ！
仕事は、育成牛や妊娠牛の飼養管理の他、牧草の栽培、収穫、堆肥の切り替えし作業、人工授精業務やPCへのデータの打ち込み業務など様々あります。まずは仕事に慣れていただくところからスタートし、その後は適性などを見つつ、担当業務をお任せしていきます。
 
当牧場は農業団体連合会直営牧場ですので、安定した待遇で働けます。ぜひ自然豊かな牧場で一緒に働きませんか？
ご応募をお待ちしております！

 

心強い仲間とたくさんの牛たちがお待ちしています！